『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督の新作、ニコール・キッドマンとコリン・ファースが出演か?脚本は「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラー!
人気テレビドラマ「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーが執筆した脚本を、映画『オールド・ボーイ』の監督パク・チャヌクが手掛けることになった新作『ストーカー(原題) / Stoker』に、今年のアカデミー賞にノミネートされている二人、ニコール・キッドマンとコリン・ファースが出演交渉中であることがL.Aタイムズによって明らかになった。
同作は、父親を失った娘が、父親が亡くなった後に急に現れた叔父と友人関係を深めていく映画で、それぞれの出演が決定すれば、娘役に映画『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ、娘の母親役にニコール・キッドマン、叔父役にコリン・ファースが演じることになる。
これまでのアカデミー賞で同年にノミネートされた俳優たちが、授賞式の後に共演することになったケースはいくつかあり、2009年にアカデミー賞主演女優賞でノミネートされた映画『フローズン・リバー』のメリッサ・レオと、映画『ダウト ~あるカトリック学校で~』で助演女優賞にノミネートされたエイミー・アダムスが、デヴィッド・O・ラッセル監督の新作『ザ・ファイター』で共演し、同作は今年の最優秀作品賞にノミネートされている。さらに同じく2009年にアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされた映画『ミルク』のショーン・ペンと、映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のブラッド・ピットの二人が、テレンス・マリックの新作『ザ・ツリー・オブ・ライフ(原題) / The Tree of Life』で共演していて、同作は今年の五月に全米公開予定である。
そのためハリウッドの製作/配給会社は、オスカーにノミネートされた注目の俳優たちを新作で共演させ、新たにオスカーを狙えるような質の高い作品を製作しているようだ。