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鈴木保奈美、11年ぶりの映画出演!男勝りで妖艶な母親を演じる!

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男勝りの美女・珠(たま)を演じる鈴木保奈美
男勝りの美女・珠(たま)を演じる鈴木保奈美 - (C) 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ

 大河ドラマ「江~姫たちの戦国」で女優復帰を果たした鈴木保奈美が、同じ戦国時代を扱った時代劇映画『のぼうの城』で11年ぶりに映画出演することが明らかになった。鈴木が演じるのは、男勝りの美女・珠(たま)。榮倉奈々演じるヒロイン甲斐姫の母であり、忍城当主・成田氏長の妻として、軍の精神的支柱にもなって活躍する重要な役柄だ。

映画『のぼうの城』場面写真

 鈴木が映画に出演するのは2000年公開の映画『いちげんさん』以来、11年ぶり。偶然原作小説を読み、ほかの歴史小説とは一線を画したオリジナルな世界観に共感したという鈴木は、昨年秋に行われた撮影ではまゆ毛を消した「麻呂」風の特殊メイクにも初めて挑戦する気合の入りよう。主演の野村萬斎をはじめとして市村正親佐藤浩市成宮寛貴山田孝之など男優が目立つ本作において、美しさと威厳を兼ね備えた美女として、圧倒的な存在感を発揮している。その演技には、犬童一心監督と樋口真嗣監督も「(黒澤明監督作品)『乱』の原田美枝子、『蜘蛛巣城』の山田五十鈴のように、現代とかけ離れた時代の女性をリアルに体現できる気品を持ち合わせている」と過去の名女優を引き合いに出して大絶賛した。

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 女優復帰作となった大河ドラマ「江~姫たちの戦国」では、織田信長の妹で、3人の娘と共に乱世に翻弄(ほんろう)されながらも強く生きる母親・市を演じているが、くしくも映画復帰作となった本作でも、同時代に生きる強い母親を演じることに。女傑として描かれている珠(たま)は、豊臣軍に立ち向かう味方の軍に対してはもちろん、娘の甲斐姫の生き方にも大きな影響を及ぼしており、作中のキーパーソンとなっている。

 映画『のぼうの城』は、これが8年ぶりの映画主演となる野村萬斎が「のぼう様(でくのぼうの意)」と呼ばれながらも底知れない人望で領民から慕われる城代・成田長親を演じる、興奮と感動の戦国エンターテインメント。歴史上、天下統一まであと一歩と迫った豊臣秀吉が唯一落とせなかった城‘忍城(おしじょう)’を舞台に、豊臣秀吉・石田三成率いる2万の天下軍に対する、たった500人の忍城軍の攻防を描いている。豪華キャストに加え、これまでの戦国映画には観られなかったVFXを駆使した圧倒的なスペクタクルが見どころとなっている。

映画『のぼうの城』は9月17日より全国公開

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