ブロードウェイ・ミュージカル「ビリー・エリオット」のプロデューサーを相手に、女性二人が400万ドルの損害賠償を起こす!
女性二人が、ブロードウェイ・ミュージカル「ビリー・エリオット」を観劇したさいに負傷したとして、400万ドル(3億3千2百万)の損害賠償を求める訴訟を起こしていることがABCnews.comによって明らかになった。(1ドル83円の換算で、下記の数値も同様)
これは今週の月曜日に起こされた訴訟で、カンザス・シティ在住の女性二人が、2009年の11月23日にブロードウェイ・ミュージカル「ビリー・エリオット」を最前列で鑑賞していたさいに、舞台から落ちた小道具が当たって負傷し病院に入院したとして、女性一人ずつがそれぞれ200万ドル(1億6千6百万)、合計400万ドル(3億3千2百万)の損害賠償をマンハッタン連邦裁判所で起こしたそうだ。
この損害賠償は、同ミュージカルのプロデューサーを相手に起こされたもので「(彼らの)怠慢と不注意から小道具を使った危険な振り付けを、俳優たちにしっかりとトレーニングしなかったうえに、さらにその危険なリスクを観客に警告していなかった」と非難しているそうだ。
今のところ同ミュージカルのプロデューサーは、今回の訴訟についてコメントを残していない。ただ最近、ミュージカル版「スパイダーマン」でも、舞台のうえでの安全性が問われていただけに、今後もこの事件に関しては注目が集まりそうだ。それにしても、桁違いの損害賠償の額にいつも驚かされる。