娘の親権裁判中のハル・ベリー、実の姉、そして異母妹とも確執が
愛娘ナーラちゃんの親権をめぐり元パートナーと裁判中のハル・ベリーだが、この問題のほかにも、自身の出生の家族の間で確執を抱えている。ハルの腹違いの妹であるレニーさんが、ハルについて「父方の家族と断絶しようとしている」とコメントした。
ハルはアフリカ系アメリカ人の父親ジェロームさんと、イギリス出身の白人の母ジュディスさんの間に生まれ、姉が一人いるほか、ジェロームさんが別の女性との間にもうけた異母妹レニーさんがいる。実の姉であるヘイディさんとは疎遠になっており、2003年にパーキンソン病で他界した父ジェロームさんについても、暴力的でアルコール中毒だった、と批難を浴びせてきた。
これに対し、レニーさんはデイリー・ミラー紙のインタビューで、「悲しいけれど、ハルはわたしたちとかかわりを持ちたくないみたい。ハルとは5年も話をしていないわ」と語り、ハルが父方の家族を切り捨てようとしている、とコメント。父親の暴力と飲酒については、「父はわたしたちの誰も殴ったりしなかった。罰でたたかれることはあっても、虐待されたことはありません。お酒は一杯か二杯くらい飲むのが好きでしたが、アルコール中毒ではなかったわ」と反論している。レニーさんによると、ハルが連絡を取り合っているのは母親のジュディスさんだけで、レニーさんは「オスカーを受賞したときでさえ、お祝いを言いたくてウェブサイトを通じて連絡を取ろうとしたけど誰も返信をくれなかった。わたしはナーラちゃんにぜひ会いたいと思っているし、どうしてハルがそんなにわたしたちを避けるのかを知りたいの」と、姉とのかかわりを再び取り戻したいと考えているようだ。