渡辺謙も「しびれるような撮影」と興奮!菊地凛子と共演する、米中合作映画『シャンハイ』が8月20日公開決定
渡辺謙と菊地凛子が主要キャストとして出演する、米中合作映画『シャンハイ』が舞台となった中国での先行公開を皮切りに、8月20日から日本でも公開することが決定した。
来る米アカデミー賞の作品賞にもノミネートされている、大ヒット映画『インセプション』では物語のキーとなる役柄を演じるなど、ハリウッドでの活躍が目覚ましい渡辺と、映画『バベル』の演技で一躍脚光を浴びた菊地の共演がついに実現することになった。各国の演技派俳優がそろった本作、映画『2012』のジョン・キューザックや香港のスーパースターであるチョウ・ユンファ、映画『SAYURI』のコン・リーと豪華な俳優陣の演技合戦にも注目が集まりそうだ。
物語の舞台となるのは、1941年の太平洋戦争前夜の上海。親友の死の真相究明するために、ジョン・キューザック演じる米国諜報(ちょうほう)部員ポールは上海へ降り立つ。真相を探ろうとするポールを執拗(しつよう)につけ狙う日本人将校タナカを渡辺が演じるのだが、「久しぶりに闇の部分を前面に出した役をやらせてもらいました」と本人も自信の悪役ぶりが楽しみなところだ。一方の菊地は事件の鍵となる、ポールの亡き親友の恋人を演じ、「台本を読んだ段階でこの映画にかかわることに、すでにワクワクしたのを覚えています」とコメントを寄せ、完成度の高い作品であることを明かした。
渡辺は各国の第一線で活躍する俳優たちとの共演に「ジョン・キューザックやコン・リー、チョウ・ユンファらとしびれるような撮影をしてまいりました」と語り、公開を前に期待はますます高まるばかり。ハリウッドで活躍する日本人俳優のツートップといっても過言ではない2人の待ちに待った共演、この夏の話題を独占することになりそうだ。
映画『シャンハイ』は2011年8月20日より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー