アカデミー賞候補映画『ブラック・スワン』上映中にポップコーンを大音量で食べていた男性を注意した客が射殺される
ナタリー・ポートマン主演の映画『ブラック・スワン』の上映中にポップコーンをボリボリと食べていた男性を注意したほかの客が逆ギレされ、射殺される事件がラトビアで起きた。
英ガーディアン紙によると被害者は43歳の男性で、殺人容疑で逮捕されたのは27歳の男性。ラトビア共和国の首都リガにある映画館で、エンドロールが流れている最中に事件は起きたという。大きな音でポップコーンを食べるなと注意された27歳の男性は、映画が終るまで行動に出るのを待ち、エンドロールが流れ始めてから注意してきた男性を拳銃で撃ち殺したとのこと。
ちなみに逮捕された男性は警察学校の卒業生で、ラトビア大学で法学を学び、博士号も取得しているという。当初の報道では、43歳の男性が大きな音でポップコーンを食べていて、イライラした27歳の男性に殺されたと報じられていたが、ポップコーンを食べていたのも、殺人を犯したのも27歳の男性の方で、43歳の男性は静かに映画を見たかっただけの被害者だったようだ。