ジョニー・デップが、メキシコの革命家パンチョ・ビリャ役を降板!代役は、ガエルかベニチオか?
カンヌ国際映画祭でパルムドールを二度受賞しているエミール・クストリッツァ監督が手掛ける予定の映画『ワイルド・ロージズ、テンダー・ロージズ(原題) / Wild Roses, Tender Roses』で主役を演じる予定だったジョニー・デップが降板したことがLatinoreview.comによって明らかになった。
ジョニー・デップ出演映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』場面写真
これは、作家ジェイムズ・カルロス・ブレイクの小説「ザ・フレンズ・オブ・パンチョ・ビリャ(原題)」をベースに映画化した作品で、パンチョ・ビリャとその仲間達の戦い、盗み、パーティーなどを通しての交流を描いた作品だ。パンチョ・ビリャはメキシコ革命で活躍した革命家で、さらに貧農出身で民衆の英雄でもあり、メキシコのロビンフッド「本物の男(ムイ・オンブレ)」とも呼ばれていた男だ。
これまでジョニー・デップは、映画『アリゾナ・ドリーム』でクストリッツァ監督とタッグを組んでいたが、今回スケジュールの都合で降板したようだ。その代わりに現在、ベニチオ・デル・トロ、ガエル・ガルシア・ベルナルがジョニーの代役候補として挙がっているそうだ。
ちなみにこの映画のタイトルは以前、『ザ・セブン・フレンズ・オブ・パンチョ・ビリャ・アンド・ザ・ウーマン・ウィズ・シックス・フィンガーズ(原題) / The Seven Friends of Pancho Villa and the Woman With Six Fingers』であったが、上記のタイトルに変更されている。
すでにサルマ・ハエックの出演が決定していて、演技派のベニチオとガエルなら、どちらに決まっても興味深い作品になりそうだ。