ジョニー・デップ、なんと50分もの握手とサイン!「やっぱり日本は最高の国」と大ファンサービス!
ジョニー・デップが3日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された主演映画『ツーリスト』のジャパンプレミアに出席した。この日は抽選で選ばれたラッキーなファン600人が来場したほか、会場周辺や沿道にもファンが駆け付け、総勢1,000人が真冬の寒さに震える六本木を熱気に包んだ。
この日のレッドカーペットイベントは、予定よりも約1時間遅れのスタート。極寒の中、ファンにとってはつらい待ち時間となったが、ジョニーが到着するや、大歓声&ジョニーコールが巻き起こり、早速盛り上がりは最高潮に。熱狂的な出迎えに感激したジョニーも、一人でも多くのファンと交流しようとゆっくりレッドカーペットを闊歩(かっぽ)し、サインや握手に応じていた。その時間、なんと50分間! 人気実力はもちろん、ファンサービスの良さでもハリウッド随一の存在であるジョニーの本領発揮となった。
「寒い中、待っていてくれてありがとう! やっぱり日本は最高の国だね」とうれしそうにあいさつするジョニー。本作で初共演を果たしたアンジェリーナ・ジョリーについて、「あれだけ注目の的になれば、エゴむき出しになるか、逆に内向的になってしまうもの。でも、アンジーやブラッド(・ピット)は会ってみると、とにかく普通で地に足が付いている。二人は本当にいい母親、いい父親なんだ。驚くと同時にうれしくなるね」と語った。ちなみに今回来日できなかったアンジーは現在、慈善活動の一環でアフガニスタンにいるとのこと。会場の巨大スクリーンに「ぜひプレミアを楽しんで」と語るアンジーの姿が映し出されると、再びファンは大盛り上がりだった。
一方、本作でメガホンを取ったフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督は、「ジョニーはイタリア語の『ボンジョルノ』を、つい『ボン・ジョヴィ』って言ってしまったこともあるんだ」とジョニーの失敗談を告白。さすがのジョニーも照れくさそうな表情を見せていた。また、この日は3月3日のひな祭りにちなんで、幸運な女性ファン4人がステージに登壇。ジョニーから「ひなあられ」が贈られるサプライズもあった。
『ツーリスト』はイタリアを訪れたアメリカ人旅行者(ジョニー・デップ)が、偶然出会った謎の美女(アンジェリーナ・ジョリー)とのアバンチュールに酔いしれるうち、巨大な事件と陰謀に巻き込まれていくロマンチック・サスペンス。
映画『ツーリスト』は3月5日より全国公開