『英国王のスピーチ』のコリン・ファース、アカデミー賞主演男優賞を受賞！英国流スピーチで会場は拍手喝采！
第83回アカデミー賞
映画『英国王のスピーチ』のコリン・ファースが、アカデミー賞主演男優賞を受賞し、ユーモアあふれるスピーチで会場を笑いに包んだ。
「わたしのキャリアはピークに達してしまったのだろうか……」と最初の一言で、会場の笑いを誘ったコリンは、「胃がおかしくて、踊りだしてしまいそうです。」と言いながらも、共演者、トム・フーパー監督、関係者たち、イギリスの友人たち、そしてコリンが主演を務めた映画『シングルマン』のトム・フォード監督に感謝を述べ、「これ以上いると、踊ってしまいそう」という英国流のジョークでスピーチを締めくくった。
『英国王のスピーチ』は、吃音（きつおん）に悩む英国王ジョージ6世が周囲の力を借りながら克服し、国民に愛される王になるまでを描く実話に基づく感動作。トロント国際映画祭で最高賞を受賞したのを皮切りに、世界各国の映画祭などで話題となっている。監督は、テレビ映画「エリザベス1世 ～愛と陰謀の王宮～」のトム・フーパー。ジョージ6世を、『シングルマン』のコリン・ファースが演じている。弱みや欠点を抱えた一人の男の人間ドラマと、実話ならではの味わい深い展開が見どころ。
第83回アカデミー賞授賞式はWOWOWにて生放送中 2月28日21:00よりリピート放送