30代不良がずらり!チュート徳井、北村一輝、阿部サダヲ、玉山鉄二、大森南朋がリーゼントヘアに特攻服のバリバリヤンキー姿を披露!!
チュートリアルの徳井義実が主演する映画『莫逆家族-バクギャクファミーリア-』の撮影現場で、徳井はじめ、ずらりと脇を固めた北村一輝、阿部サダヲ、玉山鉄二、大森南朋ら豪華俳優陣が、リーゼントヘアに特攻服のヤンキー姿を披露した。30歳を超えた元不良たちを描き、1999年から2004年まで「週刊ヤングマガジン」に連載された田中宏のコミック「莫逆家族」を映画化した本作。徳井は、30歳を超え、理不尽な事件が横行する現代社会にキレ、ついに立ち向かうことを決めたかつての関東一の暴走族「神叉」の総会長・火野鉄を演じている。
本作の役づくりのために髪を金髪に染めて撮影に臨んだ徳井だが、「1か月たってやっと慣れてきました。最初は違和感まみれで……。その間に出演した番組なんかでもすごい違和感がありました」と本音を告白。「撮影は順調にけんかに明け暮れています」と話す徳井は、「主演ではあるのですが“すごい役者たち”に囲まれてついて行くだけで楽しいです」と語った尊敬する俳優陣にも容赦なくけんかを挑んでいる様子。阿部サダヲには、強烈な頭突きをかまし、大森南朋を殴り倒し、大勢の不良にたった一人で立ち向かうなど、バラエティーでは見せたことのないキレぶりを見せていることが明かされた。
しかし、そんな徳井も、この日エキストラとして集まった剃り込みの入ったリーゼントやパンチパーマ、角刈りに、刺しゅう入りの特攻服で決め込んだ本物と見間違うほどの男たち100人以上と、直管マフラーに改造した地鳴りのような爆音を響かせる族車100台以上には、圧倒されたようで、「今日の撮影も元不良の方がエキストラで……、戦ったら自分はたぶん勝てないと思う。なにしろ根性が違いますよ」と恐縮していた。
自身の長編映画単独初主演を飾った映画『莫逆家族-バクギャクファミーリア-』を、徳井は「一言でいうと我士掴美(わしづかみ)。『美しいモノを皆で掴む』イコール『青春』。観てもらうお客さんを我士掴美(わしづかみ)にしたいですね」と表現。「この扮装で“族車”に乗ったのは気持ちよかった。なんかしっくりきました」金髪にリーゼント、特攻服姿での撮影を振り返った。
映画『莫逆家族-バクギャクファミーリア-』は11月全国公開