映画初主演のオリエンタルラジオ、「チャラ男」キャラを封印!そば作りを披露し原作者も「癒しの味」と大絶賛!!
お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦が4日、都内で行われた初の主演映画『津軽百年食堂』の完成披露試写会に出席し、役作りのために習得した津軽そば作りを披露した。本作は青森県・弘前のそば屋を舞台に、明治末期にそば屋を開いた初代(中田)と、現代の4代目(藤森)の100年を超えたきずなをハートウォーミングに描いた感動作。この日は主演の二人に加えて、ヒロインを演じる福田沙紀、原作の森沢明夫、そして大森一樹監督が舞台あいさつを行った。
藤森は普段の「チャラ男」キャラを封印し、「非常にすてきな作品。これを機会に、ぜひ弘前に足を運んでほしい」と優等生なコメント。初の映画主演を耳にしたときは「正直ニヤけた」そうで、「お話を聞いたのは、ちょうどパンツ一丁で相撲をとるというロケの直前でしたが。今回はいい経験させてもらった」と笑いをとりながら、満足そうな表情で語った。一方の中田は、明治時代を生きる役柄で、「朴とつな青年なので、朴とつな演技を心がけた。朴とつな作品に仕上がったので、朴とつとご覧ください」とこちらも笑いを誘うコメント。撮影中は、大森監督から「明治っぽい顔」とほめられたといい、「新しい才能を見出してもらった」とご機嫌だった。
そんな二人が舞台あいさつで、そば作りに挑戦。といっても、そばを湯切りし、汁を入れるだけの作業だったが、原作者の森沢氏は「癒しの味」と大絶賛。大森監督は「なんかバサバサ切れるなぁ」と不満をもらしたが、「それが津軽そばの魅力です!」とフォローに必死なオリラジだった。
映画『津軽百年食堂』は父との確執により、100年続く食堂を継がずに故郷を捨てた若者が葛藤(かっとう)を乗り越え、4代目として伝統と店を受け継ぐまでの姿を、初代店主の人生と重ねて描く人間ドラマ。弘前市をはじめ、ほぼ全編が青森県内でロケされた。
映画『津軽百年食堂』は4月2日より全国順次ロードショー