チャーリー・シーン 「戻ってきてほしかったらギャラを100万ドルアップしろ」
アルコールと麻薬、コールガールに溺れる私生活と、テレビ局とクリエイターへの暴言などで主演ドラマ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」をキャンセルされたチャーリー・シーンが、ギャラを上げれば戻ってやると発言した。
同ドラマは放送中だったシーズンはキャンセルされたが、翌シーズン以降については何も決まっていない。ほかの俳優を起用して放送が続く可能性もあるが、チャーリー自身、自分以外をキャスティングしてもこれまでのような視聴率は稼げないとわかっており、強気なコメントをインタビューでしている。「怒ってはいないよ。俺は情熱的なだけだ。周囲の人間は、番組にもう一度出させてくれと頭を下げて頼み込むべきだと思っているけど、仕事をもう一度くれと言うべきなのは相手のほうだろう。俺は約束を守る人間だから第10シーズンまでちゃんとやったって構わないさ。でも精神的苦痛の代償として1エピソード300万ドル(約2億4,600万円)のギャラを要求する。あとは向こうが決心するかどうかさ」とNBCのモーニングショー「トゥデイ」のインタビューで語った。
チャーリーによると、これまでもらっていた1エピソード200万ドル(約1億6,400万円)は、番組が成功していることでプロデューサーたちにもたらした金額に比べれば薄給だと言い、もっともらって当然だと思っているよう。チャーリーはニューヨーク・ポスト紙のインタビューにも答え、テレビ局、クリエイターのチャック・ロリー、ワーナー・ブラザーズなどを相手取って3億2,000万ドル(約262億4,000万円)の訴訟を起こすつもりだともコメント。今回の騒動でハリウッドのテレビ業界の桁違いのお金の動きが明らかになってきている。