佐々木蔵之介、全盲の教師を熱演!再会した生徒たちの身長の伸びっぷりにびっくり!
3日、NHK放送センターにて、昨年10月から11月にかけて放映され好評を博したNHKドラマ「チャレンジド」の続編となる「チャレンジド ~卒業~」の記者会見が行われ、主演で全盲の教師・塙啓一郎を演じた佐々木蔵之介のほか、生徒役の小池里奈、竹内寿、秋元龍太朗、村崎真彩が出席した。
本作は、難病により全盲となった中学校教師が、教壇に復帰して奮闘する姿を描く感動のドラマ。持ち前のひたむきな姿勢と努力で、生徒たちに人を愛することの大切さを教えていく主人公と、生徒たちとの心の交流を通して、現代の教育のあり方や意義を問いかけるものとなっている。
視聴者からの「登場人物たちのその後が知りたい」という熱い声に応えて、今回新たに続編に挑んだ佐々木は「楽しいと同時に、自分のことも励ましてくれる役。もう一度やれたのはすごくうれしかった!」と笑顔でコメント。そして撮影を振り返り「1年ぶりの撮影だったけど、(生徒のみんなが)こんなに身長が伸びるのかと。自分が縮んでるんじゃないかと思った」と久しぶりに再会した生徒たちの成長ぶりに驚いたことをユーモラスに明かした後、「みんなの集中力、芝居への情熱をビンビンに感じて、そのパワーを自分の力とさせてもらいました!」と彼らの健闘を褒め称えた。
この日、佐々木と一緒に会見に出席した生徒役の4人はそれぞれ少し緊張した表情。一様に「まだまだがんばれる、という気持ちにさせてくれる作品」(小池)など、作品の魅力を初々しくアピールした。そんな4人をほほ笑みながら見守っていた佐々木は、シリーズのさらなる続編が作られることを希望するかと聞かれると「自分一人では決められないけど……でも、こうして続編ができるのは、視聴者の方に支えられているからだと思うし」とこれからも塙啓一郎役を演じたそうな雰囲気をにじませつつ「まあ、後はいつでもあきらめない塙先生にまかせます!」とうまくかわした。
ドラマ「チャレンジド ~卒業~」はNHK総合で前編を3月26日に、後編を4月2日に放映、またBShiでは3月25日に前後編を一挙先行放送