オスカー受賞『英国王のスピーチ』コリン・ファース、王室が爵位授与を検討中
映画『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファースにナイトの爵位が授けられるかもしれない。
コリンは同映画でエリザベス女王の父親ジョージ6世を演じたが、映画を鑑賞した王室メンバーはその演技に感心し、ナイトの爵位を授けることを検討していると報じられている。「コリンは俳優活動を通じてイギリス大使の役割を果たしてきました。ロイヤル・ファミリーを含め、多くの人が彼のジョージ6世の繊細な描写を称賛しています」と関係者は語り、ナイトの爵位授与の候補に挙がっているとデイリー・メール紙は報じている。
バッキンガム宮殿はコリンの爵位授与のウワサを認めてはいないが、イギリスの栄典制度は、あらゆる仕事の分野において目覚ましい活躍をした人物を評するものであり、最近ではキャサリン・ゼタ・ジョーンズが大英勲章第3位(CBE)を授与されたばかり。
ナイトの称号を授かるかどうかは、6月の受勲者名簿が発表される1週間前にコリン本人に連絡が行くという。当初女王は、吃音(きつおん)に悩む自分の父親を描いた『英国王のスピーチ』を「観ない」と言っていたが、鑑賞したあと作品を気に入ったと公式にコメントを出している。(BANG Media International)