高田純次、デートするなら沢尻エリカ!「棺おけに両足突っ込んだら引退してもいい」と生涯現役宣言!
日本屈指のテキトー男として知られる高田純次が映画初主演を飾った映画『ホームカミング』の完成披露試写会が9日、東京・スペースFS汐留で行われ、高田をはじめ、妻役の高橋惠子、そして飯島敏宏監督が舞台あいさつに立った。定年を迎え、セカンドライフを歩み出した主人公が、町おこしに奔走する姿を描いた本作。この日は主人公と同世代の平均年齢65歳の元気なシニア層が招待され、高田自身も「定年? 棺おけに両足突っ込んだら引退してもいいかな」と生涯現役(?)を宣言した。
もともとは劇団俳優として活躍し、その演技には定評がある高田だが、今回は初の映画主演とあって、舞台あいさつでも少々緊張気味。硬い表情のまま「奥さん役が高橋さんだと聞いて、うれしさのあまり、家でお赤飯を炊いた。役づくりも兼ねて、1週間ほどアメリカに行こうかなと思った」とあいさつするも、観客は手ごわいシニア層とあって、受けはイマイチで普段の調子が出ない様子。
それでも「美人妻」の高橋から「最初は不安でしたけど、実際はシャイで繊細で知的な方。お芝居でもいい表情を見せてくれるんですよ」と褒められると、高田は「もともとファンですからね、そんなこと言われたら、100メートル走で8秒切れちゃうな」と照れ隠し。最近は若い女性とデートするのも「正直きつい」と弱音を吐きつつ、「(デートするなら)若くてきれいな人がいいですね。今は沢尻エリカがタイプ。まぁお会いする機会もありませんけど」とテキトー節を復活させ、「医者からは、あと50年は生きるって言われていますし、死ぬギリギリまで全裸でいたいですね!」と現在64歳とは思えないパワフルさを笑顔でアピール。発言通り、現役引退はまだまだ先のことになりそうだ。
映画『ホームカミング』は高齢化が進むニュータウンを舞台に、定年退職し第二の人生を歩む主人公・鴇田(高田)と同世代の仲間たちが町に活気を取り戻すべく、町おこしの祭りを開催しようと奮闘する姿を描いた人情コメディー。竜雷太、秋野太作、黒部進らベテラン共演陣が脇を固める。
映画『ホームカミング』は3月12日より109シネマズグランベリーモールほか全国順次公開