ウディ・アレン監督、新作の撮影地はローマ!?「映画制作はその土地への愛の告白に似ている」
撮影地を魅力的に映し出すことで知られるウディ・アレン監督が、ニューヨーク、ロンドン、バルセロナ、パリに続いて選んだ新作のロケーションはイタリアの都市ローマである可能性が高いようだ。
長い間アレン監督は自身が暮らすニューヨークを舞台に撮り続けていたが、近年では映画『マッチポイント』を撮影したロンドンなど、気に入ったヨーロッパの都市へ撮影地を移すことが増えていた。フランスのAgence France-Presseのインタビューに答えたアレン監督は、「もしローマで撮影することができたら、素晴らしいだろうね」と新作の舞台への思いを明かしたそうだ。撮影地に対して強いこだわり持つアレン監督にとって、映画制作は「その土地への愛の告白に似ている」そうで、実現した際には古代都市ローマがどのように映し出されるのか楽しみなところだ。
キャストや脚本については現在白紙状態のようだが、業界人気の高いアレン監督の作品にはハビエル・バルデムとペネロペ・クルス夫妻、スカーレット・ヨハンソン、マリオン・コティヤールなど旬の俳優たちが次々と出演していて、新作の顔触れにも期待が高まる。