マッチこと近藤真彦が13年ぶりに「金八先生」に出演!総勢152名の卒業生が勢ぞろい!
3月のスペシャルドラマで30年を越える歴史に幕を閉じるドラマ「3年B組金八先生」に、マッチこと近藤真彦が出演することが明らかになった。第1シリーズに生徒役で出演した近藤は本シリーズを機に80年代を代表する存在へとブレイク。本シリーズに出演するのは1998年放送のスペシャルドラマ以来、13年ぶりとなる。
近藤と同シリーズのかかわりは、生徒役として杉田かおる、小林聡美、三原じゅん子、田原俊彦らと共演した1979年放送開始の第1シリーズから。その後もスペシャルドラマに単発出演していたものの、今回の出演は1998年以来13年ぶり。今回のスペシャルドラマでは、定年を迎えることとなった坂本金八(武田鉄矢)が、最後の教え子となる3Bの札付きの不良・景浦裕也(岡本圭人)の更生に奮闘する姿が中心に描かれるが、近藤をはじめとする歴代3BのOB&OGたちは、そんな金八を助けるために様々な場面で登場する。
ひさしぶりに訪れた荒川土手の撮影現場で武田と再会した近藤は、第1シリーズの時は実はあまり土手へは来なかったことを告白したが、「今回、ロケをしているうちに、昔ここで最初にみんなで集合写真を撮影したことや、撮影中に音待ちしたことを思い出して懐かしく感じました」と在りし日の思い出を語った。本シリーズが終了することについては、「『金八』が終わってしまうのは本当に残念。でも金八先生ももういい歳ですし、普通なら校長先生になっていてもおかしくない歳ですから、先生も卒業させてあげないと。でも、今回久しぶりに金八先生と現場で会えてすごく良かった」と生徒ではなく、教師の目線からコメントした。
今回、ひさびさのシリーズ出演ということで、武田との会話も先生と生徒のそれに戻ってしまったそう。「長い間、"金八先生"という日本の理想の先生像をドラマの中だけでなく私生活においても背負ってきたことは、本当にすごいことだと思います」と武田を労った上で、「日本中の先生たちが金八先生のような先生になりたいと思った時期もあっただろうし、日本中の生徒たちが金八先生のような先生に担任になってもらいたいと思った理想の先生で、そのプレッシャーを抱えて仕事をしてきた32年間だったと思います」とその影響力の大きさには脱帽した様子。「これからはその肩の荷を降ろして少し気楽に過ごしてもらいたいと思います。本当に長い間お疲れ様でした」と締めくくった。
ドラマ「3年B組金八先生 ファイナル 『最後の贈る言葉』 4時間SP」は3月27日夜7時より放送