人気バンド、リンキン・パークの日系メンバ-がチャリティーTシャツを制作、収益全額寄付へ
人気ロックバンド、リンキン・パークの日系メンバー、マイク・シノダが、東北地方太平洋沖地震を受けて、チャリティーTシャツを制作、販売している。過去にもハイチ大地震などでチャリティー活動を行った同バンドが、今回も精力的に義援活動に励んでいる。
日系3世として知られるマイクは、災害発生直後の11日に自身のツイッターで「チャリティーTシャツを作ろうと思う」と明かすと、早速、胸元に蝶をあしらったものと、日本国旗をモチーフに「NOT ALONE」という文字が躍るデザインの2つをブログに掲載。ファンにどちらのデザインがいいか選んでもらうことで、より連帯感を持ってもらおうという試みだ。
結局どちらの案も採用となり、現在Tシャツはリンキン・パークが主導する慈善団体Music For Reliefを通して販売されている。収益ははすべて同団体を通して、日本に寄付される予定だ。同時に募金への呼びかけも行っている。
リンキン・パークの中心メンバーとして活躍しているマイクは、日系であることを歌った楽曲なども発表しており、自身のルーツである日本を襲った今回の災害には人一倍心を痛めている様子。世界中にファンを持つバンドのメンバーであることを生かし、復興の手助けをしようとしている熱意はブログやツイッターからでも十分に伝わってくる。