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9歳のときに阪神淡路大震災を体験した相武紗季「自分にできることを頑張りたい」と思いを語る

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「あたたかい気持ちを広げたい」と思いを語った相武紗季
「あたたかい気持ちを広げたい」と思いを語った相武紗季

 23日、現在開催中の第3回沖縄国際映画祭にて、映画『FLY!~平凡なキセキ~』の舞台あいさつが行われ、9歳のときに兵庫県で阪神淡路大震災を経験した相武紗季が、「自分にできることを頑張って、伝えられることを伝えられれば」と11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災した人々への思いを語った。本作は、吉本新喜劇で座長を務める小藪千豊の初主演映画。小藪は、相武のメッセージに対し、「最高のコメントです。僕も物資を持っていくとかができたらいいんですが、個人ができることは限られている。普段の仕事を頑張って、被災地の方々を含め、日本全体を元気づけていければと思います」と自分らしい援助を行っていくことを誓った。

 相武は、阪神淡路大震災で被災した経験を伝えたいと初の実写映画の日本語吹き替えに挑戦した映画『唐山大地震-想い続けた32年-』の公開延期が決定したばかり。初の母親役に挑戦した『FLY!~平凡なキセキ~』について、「新たな境地を開くことができたと思っています」と自信も見せたが、「こういうときだからこそ、(この作品を通して)あたたかい気持ちが広がっていってほしい」と語る口調には、被災経験がある相武だからこその思いがこもっているように感じられた。

 舞台あいさつには小藪、相武のほか、宇宙人役を務めた温水洋一、相武の初舞台「THE LEFT STUFF」で作、演出を手掛け、本作には役者として出演している後藤ひろひと、エヴァ芸人として人気を集める桜 稲垣早希、そしてメガホンを取った近藤真広監督が登壇。温水も「日本が大変な時期ですが、少しでも元気を与えられたら」と小藪や相武と思いは一つのようだ。「私たちにも、できることがきっとある」というメッセージがプリントされた「Yell Tシャツ」が販売され、その収益金を日本赤十字社を通して全額被災地に寄付することが発表されている同映画祭。小薮や相武、温水を含め、映画祭に出席するゲストも、スタッフも、メッセージのとおり、自分たちにできることを模索し、沖縄の地から被災地に向けてエールを送っている。(編集部・島村幸恵)

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