ジェームズ・マカヴォイ 家庭のために俳優業はしばらくスローダウン
映画『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイが、昨年誕生した愛息アンドリューくんとより多くの時間を一緒に過ごすために、しばらくの間は仕事のペースを落とし、イクメンになることを決めたようだ。
ジェームズ・マカヴォイ出演映画『終着駅 トルストイ最後の旅』場面写真
英デイリー・レコード紙によると、現在ジェームズは数ある映画作品のオファーを断り、妻で女優のアンヌ=マリー・ダフ、そしてアンドリューくんのために家庭で過ごすことを優先しているという。過去には英アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞にもノミネートされ、実力と人気を兼ね備えたジェームズは今年だけでも出演した4作品が公開されるという多忙ぶり。ジェームズは「あんまり働き過ぎると、うんざりしてしまうことってあると思う。この数年ものすごく忙しく俳優業をしてきたんだ。正直なところ、プライベートな時間なんてほとんど無かった」と当時の状況について説明している。
家族のためにイクメンになろうと決めた経緯については、仕事と家庭のバランスをうまく保てない状況が続き、家族や友人と過ごす時間をおろそかにしてはいけないと感じたことからのようだ。「自分のやりたいようにすることができて、幸運だと思う。今までのように多くの仕事をする必要も無くなったし、一年間に2作品ぐらいのペースで仕事をするつもりだよ」と今後は仕事の数を減らし、プライベートの時間を増やしていくつもりのようだ。
現在31歳のまだまだ若手俳優といってもいいジェームズだが、父親としては早くも肝が据わっている様子で「父親になるということが自分にどんな影響をもたらすか、まだ様子を見ないとね。きっと18年経ったらわかるんじゃないかな。理論的な子育てはしたくないんだ。柔軟であろうと心掛けているよ」と新米パパのモットーを明かしている。(BANG Media International)