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お騒がせユニットt.A.T.u.が活動休止を発表 今後はソロ活動を中心に

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活動休止を発表したt.A.T.u.の2人
活動休止を発表したt.A.T.u.の2人 - Oleg Nikishin/ Getty Images

 2000年代に日本でも大ブームを巻き起こしたロシア出身のユニットt.A.T.u.が、先月末にアメリカで発売したリミックス・アルバムを最後に活動休止したことを、同ユニットのボーカルメンバー、リェーナ・カーティナがBillboard.comに明らかにした。

 同サイトによると、リェーナは「これまで2年以上もソロ活動を中心にしてやってきたわ。だから、今回の活動休止は決して突然の決定ではないわ」と先月末にアメリカで発売されたリミックス・アルバム「ウェスト・マネージメント・リミックスィズ(原題)/ Waste Management Remixes」を最後に活動休止することを明らかにした。今後、もう一人のボーカルメンバー、ユーリャ・ヴォルコヴァとカーティナはソロとして活動していくつもり。再結成についてリェーナは「もしかしたら10年後くらいに『またやりましょう』というふうになるかもしれないけど、今は考えられないわね」と否定的な見解を示した。

 t.A.T.u.は2000年代初頭に日本を含む世界中で大ブームを巻き起こし、たちまち世界的知名度を誇るロシア初のポップユニットなった。とりわけ、女性同士のキスを披露した「オール・ザ・シングス・シー・セッド」のプロモーション・ビデオ(PV)は物議を醸した。このPVについてリェーナは「わたしたちが真っ先に思い出されるのはキスし合う女の子としてでしょうけど、素晴らしい音楽が流れていたことも覚えていてほしいわね」と懐かしそうに語っている。

 日本でもテレビ番組の出演をドタキャンするなどお騒がせユニットとして知られていたが、作曲担当メンバーの脱退やプロデューサーとのあつれきが原因で活動休止もあり、近年はソロ活動が中心に。ソロ活動について問われるとリェーナは作詞にも意欲的であることを明かし、今後は「自分のやりたいことをやりたいようにやるわ」とグループ活動が自分の望む方向とは異なっていたことを吐露するなど、今回の活動休止を前向きにとらえている様子だ。(編集部・福田麗)

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