「仮面ライダーW」でブレイク木ノ本嶺浩、初主演はドリフトにかける学生たちの青春映画
9日、テレビドラマ「仮面ライダーW(ダブル)」でブレイクした俳優の木ノ本嶺浩が初主演する映画『ガクドリ』の初日舞台あいさつが池袋シネマ・ロサにて行われ、木ノ本嶺浩、三浦葵、杉本有美、江良圭監督らが登壇した。
本作は実在するドリフトの甲子園、通称「学ドリ」を舞台に、ドリフトに青春をかける3人の学生たちを描いた青春ムービー。テレビドラマ「仮面ライダーW(ダブル)」ではクールな魅力でファンの心を掴んでいた木ノ本だが、本作ではひと目ほれした女の子を追い、運転もできないのに自動車部に入部するちょっとおバカな大学生に挑戦。撮影現場はとにかく熱かったといい、「(ドリフトにかける想いが)ものすごく熱くて、夏の大会にふさわしいです」と気合十分。「いいドリフトをするんだという熱い気持ちを映画の中に落とし込んで伝えることができたら凄く面白くなるんじゃないかと思いました」と初主演の喜びをファンと分かち合った。
そんな、マサキがひと目ぼれする自動車教習所の教官・菜々子を演じた杉本は、春らしいカジュアルな装いで登壇。撮影最終日に夕暮れの中でお昼のシーンをとったことを振り返り、「朝から雨でどうなるんだろうって思っていたけど、頑張って撮りました。季節の変わり目だったのでころころ変わって、寒かったり暖かかったりしました」とハラハラした場面もあったという。
一方、筋金入りのドリギャル・莉香を演じた三浦は、キャバクラ嬢のバイトもする役だけに一風変わった体験を告白。現場ではガールズトークがさく裂したと明かし「まぁ、色々ありますよね~」と意味深くほほ笑むも、「(現場に)現役キャバ嬢の子がいて、六本木のキャバクラについて凄く深く教えてもらいました」とキュートにほほ笑み会場のファンをドキマギさせていた。
映画『ガクドリ』は雑誌「ドリフト天国」が企画・主催する学生だけのドリフト大会「全日本学生ドリフト王座決定戦」を題材に、「学ドリ」を目指す若者たちの姿を描いた青春ムービー。ドリフトに青春を懸ける3人の学生の物語とともに、第一線で活躍するD1ドライバーの協力で実現した迫力満点のドリフトシーンや、主題歌を担当するLUNA SEAの河村隆一&SUGIZO×m.o.v.eの豪華コラボも見逃せない。(取材・文:中村好伸)
映画『ガクドリ』は池袋シネマ・ロサ他にて全国公開中