フレッシュ美女が勢ぞろい!成海&忽那&草刈ら春満開の華やかさで観客思わずため息!
13日、有楽町朝日ホールで映画『少女たちの羅針盤』完成披露試写会が行われ、成海璃子、忽那汐里(くつなしおり)、森田彩華、草刈麻有、黒川智花、前田健、長崎俊一監督が登壇した。
成海を主演に、怱那、森田、草刈といった美と実力を兼ね備えた人気若手女優の共演が話題の本作。ロックシンガー・矢沢永吉の愛娘である矢沢洋子が初の実写映画主題歌を担当したことも話題となっている。この日の成海、怱那、森田、草刈は春らしいグリーン、イエローの衣装に身を包んでステージに登場。10代を中心とした若さあふれるフレッシュな華やかさに、満員の会場からはため息が漏れた。
ステージに立った成海は「今回は福山ロケだったんですが、撮影が終わった後でも毎日けいこだったので、スケジュール的には大変でした。毎日、4人でずっと一緒に時間を過ごしたので、共演者というよりも、(劇中で演じた伝説の女子高生劇団である)劇団羅針盤の一員みたいでした」と4人のチームワークの強さを誇ると、怱那も「こんなにずっと4人でいて飽きないのかなと思うくらい仲が良かったですね」と付け加え、さらに森田も「撮影中は4人のシーンが多かったんですけど、ホテルに戻ってもみんながわたしの部屋に勝手に入ってきたりして、寝る以外はずっと4人でいました」と女子パワー全開だったという福山ロケを振り返った。
さらに舞台あいさつ中には、前田から草刈に「お父さん(俳優の草刈正雄)はこの映画を観たの?」と聞かれる一幕もあり、「お父さんはまだです。公開したら家族みんなで映画館に観に行こうかと話をしています」と返答。前田が「仲のいい家族で素晴らしいですね」とコメントすると、はにかみながらうなずいた。そして最後にこのフレッシュな若手女優たちに囲まれた長崎監督は本作の見どころについて「ここにいる、若い女優の存在感、パワーを感じてもらって、元気になってもらいたいですね。面白かったら、知り合いに口コミで広げてほしいんですが、ミステリーなので犯人は言わないでくださいね」と観客に呼びかけ、会場に明るい笑いが飛び交った。
本作は、作家の島田荘司をして「青春小説の躍動と復讐劇の鼓動。絡み合って読み手を揺さぶる傑作」と言わしめた水生大海原作のミステリーを映画化。4年前に起きたある少女の死をめぐる秘密を、当時演劇に夢中になっていた4人の少女たちの友情と共に映し出す。長崎監督の妻で、女優の水島かおりが矢沢由美名義で脚本を担当している。(取材・文:壬生智裕)
映画『少女たちの羅針盤』は5月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開