映画『トロン』『トロン:レガシー』の続編『トロン3』の構想 コジンスキー監督が明かす
映画『トロン:レガシー』の続編『トロン3(仮題) / TR3N』の構想を、ジョセフ・コジンスキー監督がAssignment Xのインタビューで語った。続編の脚本も担当したコジンスキー監督は、製作サイドからの許可待ちだとしている。
ジョセフ・コジンスキー監督は続編の骨子として「トロンの世界を飛び出し、現実世界でのクオラが秘めた可能性」、それから「『トロン』で重要な役割を荷っていたデリンジャー社長と、その息子役のキリアン・マーフィーが活躍することになるだろう。『トロン:レガシー』公開時には、オリジナルを知る人々から「デリンジャーのレガシー(遺産)は?」と、よく尋ねられた。その問いを無視することはできないし、続編で描いていこうと思っているんだ」などと発言。『トロン:レガシー』が全世界での興行収入が3億9千万ドル(約326億円/1ドル81円換算)を越え、ディズニー側も続編制作に前向きだとされている。そのような状況での発言だけに見落とせない。なお『トロン:レガシー』では、マーフィーの名はクレジット表記されていなかったようだ。
欧米での『トロン:レガシー』DVD&ブルーレイの発売に合わせ、先ごろ『トロン』と『トロン:レガシー』をつなぐ、約10分間のブリッジ・ストーリー『トロン:ザ・ネクスト・デイ(原題) / TRON: The Next Day』がネットにも掲載された。別名『フリン・ライヴズ・リビルド(原題) / Flynn Lives Revealed (TR3N Teaser 1)』と表示されており、ラム役のダン・ショアの復帰や、エンコム社のチェアマンに就任するサム役のギャレッド・ヘドランドがマスコミの前でとった意味深な行動。ほかにも、サムの意味深な行動に対し「EDJ_0431」と「MCTRL_751」がチャットする画面が映るなどファン心理をくすぐる内容になっている。第3弾の制作を認める決定がいつでるか? 続報が楽しみだ。(南 樹里)