11年前に盗まれたニコラス・ケイジのコミック本がロサンゼルスの倉庫で発見 推定価値は1億2,750万円以上
スーパーマンが初登場した1938年に出版されたアクション・コミック第1号がロサンゼルスの倉庫で発見されたという。
TMZ.comによると、このコミック本は2000年にニコラス・ケイジが盗まれたとの被害届を出していたもので、推定価値は150万ドル(1億2,750万円)と言われている。それだけの価値があるものだっただけにニコラスは保険をかけており、すでに保険金は受け取っているとのこと。(1ドル85円計算)
アメリカでは、利用料の不払いが続いた場合など、倉庫の中身をオークションにかけて処分をすることがあるが、今回の発見もオークションにかけられた保管物の中から出てきたものだという。アンティーク家具やヴィンテージの洋服などの“当たり”もあるため、一種の宝くじ的な要素を楽しんで、落札をする人がいるようだ。落札した男性はコミック本を発見したあと、専門家に相談。その専門家がニューヨークのコミック・ディーラーに連絡をしたところ、彼が11年前にニコラスに売り、その後盗まれたものであることが明らかになったという。現在コミックは証拠品としてロサンゼルス市警で保管されているとのこと。
ニコラスは、このコミックは家宝であり、出てきたのは神のなせる業だとコメント。手元に戻ってくることを願っていると語っている。すでに保険金を受け取っているため、今後は保険会社との交渉が必要なほか、見つけた男性とも金銭的なやり取りが発生するものと思われる。(澤田理沙)