これは意外!?女子高生が選ぶ理想のヒーロー像は江頭2:50に!いち早い匿名の救援活動に「心のイケメン!」との声も
ジョナサン・スウィフトの原作を、現代を舞台に実写化した映画『ガリバー旅行記』の女子高生限定試写会が行われ、「本物のヒーローは?」という質問に対する回答として江頭2:50が最も多かったことが明らかになった。ダメ男・ガリバーの心の成長を描いた本作とエガちゃんを重ね合わせ、今回の震災に際して迅速な救援活動を行った勇気が女子高生のハートをわしづかみしたのかも?
本作は、失敗を恐れ、最初から挑戦することをあきらめてしまうダメ男・ガリバーが小人の国に迷い込み、体が大きいだけのヒーローから本物のヒーローを目指して冒険を繰り広げる成長物語。上映後に行われたアンケートではほぼ半数の女子高生が本物のヒーローに必要なものについて「勇気」を挙げ、「あなたが思う本物のヒーローは?」という問いに対しては「江頭2:50」という回答が最も多く寄せられた。「嫌いな芸人」「嫌いな男」ランキングの常連として知られるエガちゃんだが、東日本大震災では危険を顧みず借金をして救援物資を被災地に届けたことが報道され、多くの人がその勇気に心を打たれた。最初のイメージとのギャップがジャック・ブラック演じる本作の主人公ガリバーの成長と重なったのか、女子高生が選ぶ「本物のヒーロー」に。「エガちゃんは心のイケメン!」と女子高生もメロメロだ。
ダメ男を守備範囲外にする女性も多いが、そういった男性もいざというときに勇気ある行動をすれば、女性を振り向かせることができる……という勇気を本作は与えてくれるのかも? 実際、失敗を恐れてばかりのダメ男・ガリバーに共感するという女子高生は過半数おり、「間違うのが怖くて手を挙げられない」「好きな彼に告白出来ない」という女子高生らしい悩みもちらほら。ただし、中には「何でも恐れず挑戦すべき!」という回答を選んだ積極的な人もおり、「だって損だわ! 若いもの!」とこれまた女子高生らしい(?)理由を記している。
本作は、時代を超えて読み継がれるジョナサン・スウィフトの原作の舞台を現代に変え、ジャック・ブラックを主演に迎えて実写化したファンタジー・アドベンチャー。日本でも大ヒットした映画『ナイト ミュージアム』シリーズ同様、コメディアンを主役に起用しており、親子そろって楽しめる冒険活劇に仕上がっている。今回の女子高生限定試写会はティーンのためのライフデザインサイト【JOL online】にて参加者を募集。9割以上が映画を観て「元気が出た」と回答しており、思春期真っただ中の女子高生たちにとっては、周囲の環境に戸惑いながらも本物のヒーローを目指して奮闘するガリバーの姿が他人とは思えないのかもしれない。(編集部・福田麗)
映画『ガリバー旅行記』は4月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開