大人気ボーカルユニットKalafina、ツアーファイナル開始直前の意気込みは「頑張りました!」と過去形?
15日、映画『劇場版 空の境界』の主題歌など、アニソン界を中心に人気を集めるボーカルユニット・Kalafina(カラフィナ)が、渋谷のNHKホールで開催するツアーファイナルの直前に公開リハーサルを行い、ファンに向けてメッセージを送った。
開演を約2時間後に控え、会場の外にはライブを心待ちにするファンの長蛇の列ができるなど、緊張したムードの中で行われた公開リハーサル。Kalafinaの3人はステージ上で人気テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のエンディング曲「Magia」と、「黒執事II」の劇中歌「輝く空の静寂には」の2曲を熱唱した。
リハーサル後、囲み取材に応じた3人は今回のツアーを、東日本大震災の被災地に収益を寄付するチャリティーライブとしている事に触れ、それぞれに被災者へのエールを送り、同時に震災後の不安な時期にも関わらずツアーに来てくれる多くのファン向け、Wakanaは「私たちも不安であたふたしてしまいましたが、その中でできることをやろうと気持ちを切り替えられたのはライブツアーと、それを待っているお客さんのおかげでした」と感謝の気持ちを述べた。
また、公演直前の気持ちについて、Keikoは憧れのNHKホール出演に緊張していると語りつつ「会場が大きくても小さくてもMagiaの音楽を届けたいなと思っています!」とガッツポーズ。最後にコメントを求められたHikaruは「この記事が載るころにはライブは終わっていますよね?」と思案した後で、「今回は頑張りました。次回も頑張るのでぜひ(ライブに)足を運んでいただきたいと思います」と過去形でファンにメッセージを送り、集まった取材陣を笑わせた。
Kalafinaの全国ツアー「Kalafina LIVE Spring TOUR 2011“Magia”」は、オリコンウィークリーチャート7位も記録した最新シングル「Magia」を引っさげて3月より開催。大阪、富山、名古屋を回り、本日東京でのライブがツアーファイナルのコンサートとなる。(取材・文:中村好伸)(取材・文:中村好伸)