劇場版「クレしん」史上初!!ジャニーズ効果で劇場はきれいなお姉さんがいっぱい！野原ファミリーも大興奮！

　16日、有楽町のTOHOシネマズ日劇2で映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』初日舞台あいさつが行われ、本作で声優初挑戦となった村上信五（関ジャニ∞）、大倉忠義（関ジャニ∞）、野原一家（しんのすけ、みさえ、ひろし、ひまわり）、そして声優の矢島晶子、ならはしみき、藤原啓冶、こおろぎさとみらが登壇。劇場版「クレしん」史上初となる、たくさんの“お姉さん”たちを前にした舞台あいさつに、野原ファミリーはみんな大興奮だった。

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』場面写真

　この日はジャニーズの関ジャニ∞の二人が登壇するとあって、普段のちびっ子たちのみならず、若い女性が多数来場。これにはしんのすけ役の矢島も驚いた様子で、「20年間、5歳児をやらせてもらっていますが、いつものちびっこちゃん、お父さん、お母さんに加えて、今日はしんちゃんの大好きなきれいなお姉さんがたくさんいて。こういうことは20年に一度くらいはあってほしいよなと、彼は思っていると思います」とあいさつするや、お姉さんたちに触発されたのか、突然かわいらしい声で「いやーん、ありがとうございます！　お姉さんと（声が）かぶっちゃった（笑）」とコメント。声優ならでは声の幅の広さに感心する会場内。声優初挑戦となった村上も「ぼくと大倉もこういう形で声優に挑戦させてもらいましたけど、プロはどんだけすごいんやと思いましたね」と本職の声優を前に舌を巻いていた。

　しかし何よりもうれしそうだったのは、父親のひろし役の藤原。「何だかんだ言って、一番うれしいのはぼく。こんなの見たことない。すごい女の人だね……」と言うや、思わず絶句。そのうれしさと戸惑いとが入り交じった何とも言えない表情に会場は大爆笑だった。そして関ジャニ∞の二人に対抗心を燃やしたしんちゃんは、イベントの最後で「今日はあくまでもおらが主演の映画を観に来てくれてありがとう、みんながおらの映画を観て、幸せな気持ちになってくれたら、うれしいぞ。これからもよろちくび！」と語るや、関ジャニ∞の二人と手をつないで退場。そのかわいらしい様子に会場は大いに盛り上がりとなった。

　本作は、人気アニメシリーズ劇場版第19作目。スパイになった野原しんのすけが変装や潜入捜査に挑戦し、前代未聞のミッションで繰り広げる活躍をギャグ満載で描く。関ジャニ∞の二人はヘーデル王国のヘガデル博士の助手、ジャガーとマッシュを演じているほか、主題歌も担当している。（取材・文：壬生智裕）

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』は全国公開中