日本で毎年行われるフランス映画祭が6月に開催決定!ジェーン・バーキンがイラスト入りの直筆メッセージ「気をつけて」
毎年日本で行われるユニフランス・フィルムズ主催のフランス映画祭が今年も6月23日より有楽町朝日ホールで開催されることが決まった。今年で19回目を迎える。
フランス映画祭は、1993年から毎年開催されており、フランスの映画監督や俳優が大勢来日し、観客へのサイン会や質疑応答などがそれぞれの上映作品ごとに行われ、俳優や監督たちと間近にふれ合える映画祭としてファンには人気のイベントだ。今年も東日本大震災の影響もあり一時は開催の行方が心配されていた。しかし、このたび6月に開催されることが決定。主催者のユニフランスは、同映画祭にて震災の復興支援にいかに協力できるかを模索中だという。
このフランス映画祭開催を受け、4月6日に緊急来日を果たし、チャリティーコンサートをや街頭での募金など日本のために精力的に活動した昨年の映画祭団長ジェーン・バーキンが映画祭ファン、そして日本へ向けてのイラスト付き応援メッセージを公開した。
メッセージは以下のとおり。
日本、バンザイ!
愛を込めて、尊敬を込めて。
あなたたちと知り合えたことを誇りに思います。
Ki O TSU KE TE (気をつけて)
「映画、バンザイ!」
そして…愛も!
JANE B.
ジェーン・バーキン
また、主催者となるユニフランス・フィルムズの代表レジーヌ・アッチョンド氏も、「親愛なる日本のみなさま、 3月11日に日本を襲った悲劇はフランスに衝撃を与えました。とりわけ映画関係者は心を痛めています。私たちが毎年楽しみに再訪するこの国は苦しみ、私たちの理解を超えて苦しみ続けています。ユニフランス・フィルムズの名のもとに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。今年度の私たちの東京への訪問が、フランス映画とみなさまの国との友好の証となることをかつてないほど望んでおります。みなさまの多くのご来場をお待ちし、映画祭にお迎えすることをうれしく思っております」と日本への思いを述べ映画祭の開催を発表した。(編集部・下村麻美)
「フランス映画祭2011」は2011年6月23日(木)から26日(日)まで有楽町朝日ホール、(レイトショー)TOHOシネマズ 日劇にて開催