伊勢谷友介、力石の次は『カイジ2』で藤原竜也のライバルに!!裏カジノの支配人役!
映画『あしたのジョー』で、山下智久演じる矢吹丈の宿命のライバル力石徹を好演した伊勢谷友介が、大人気コミック「カイジ」シリーズの劇場版第2弾となる映画『カイジ2』で、藤原竜也演じる伊藤カイジの最大のライバル・一条聖也(いちじょうせいや)役に抜てきされたことがわかった。『カイジ2』で、主人公のカイジが挑むのは、「沼」という当たれば10億円以上稼げるモンスターパチンコ台。伊勢谷演じる一条は、この「沼」を100%攻略不可能なようにコントロールしている裏カジノの若き支配人だ。
前作となる映画『カイジ 人生逆転ゲーム』で、「限定ジャンケン」「電流鉄骨渡り」「Eカード」といった命懸けのゲームに勝利し、多額の借金を帳消しにしたカイジ。伊勢谷はそんなライバル、カイジの活躍が描かれた前作を「エンターテイメントとしての要素が丁寧に描かれている作品で、そのリズムに乗せられて最後まで楽しく観ることができました」と絶賛。『あしたのジョー』で10キロの減量に成功し、過酷な減量に挑む力石徹を見事に演じ切った伊勢谷は、今作で演じるカイジの最強のライバル一条についても、「振り幅があり、いろいろな可能性を見いだせる分プレッシャーもありますが、原作以上にインパクトのあるキャラクターにしたいと思っています。人に憎しみをぶつけることで自分自身を成立させようとする彼の弱さ、傲慢さを表現できればと思います」と語っており、その役づくりにも期待が持てそうだ。
1996年より講談社ヤングマガジンにて連載が開始された累計発行部数1,700万部を超える大ヒットコミックの映画化第2弾となる本作。天海祐希、香川照之、山本太郎、光石研、松山ケンイチ、松尾スズキ、佐藤慶などが出演した前作は、興行収入22億5,000万円のヒットを飛ばした。『あしたのジョー』でその演技力の高さを証明した伊勢谷が、グローブを脱ぎ捨て、今度はパチンコ台の前で、藤原演じるカイジと対峙する。伊勢谷の次なる挑戦に、注目したい。(編集部・島村幸恵)
映画『カイジ2』は11月5日全国公開