パトリック・スチュワート 尊厳死を推進
がんの闘病生活に疲れた女優が自殺をしたことを受けて、パトリック・スチュワートが尊厳死を認めるべきだとインタビューで語った。
大腸がんを患っていた元ボンドガールのアンジェラ・スコーラーは、闘病生活に疲れたため、酸を飲んで自殺をしている。「この女性は、自分の人生をひどく恐ろしい方法で終わらせなければならなかったんだ。苦しんでいて、死ぬ準備ができている人には代替手段があるべきだと思う。延命のための医療は必ずしもベストな選択肢とは限らない。痛みに苦しむ体に閉じ込められ、コミュニケーションを取ることすらできないというのは恐怖以外の何ものでもない。何の意識もなく生まれてきたが、最期はどうやって死ぬかを自分で選べる権利は欲しいね」とサンデー・タイムズ紙に語っている。
アメリカではオレゴン州とワシントン州で医師の補助による尊厳死が認められており、テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」でもストーリーに織り込まれたエピソードも放送されている。(BANG Media International)