『ザ・ファイター』マーク・ウォールバーグとデヴィッド・O・ラッセル監督から日本に向けた直筆応援メッセージ
第83回アカデミー賞で最優秀助演男優賞と助演女優賞を獲得し、現在全国公開中の映画『ザ・ファイター』に主演するマーク・ウォールバーグと監督のデヴィッド・O・ラッセルが、東日本大震災からの復興へと挑む日本へ向けた直筆メッセージを寄せた。
本作は伝説のプロボクサー、ミッキー・ウォードの半生を、彼の家族との強いきずなと共に描いた感動作。何度打ちのめされようとも、周囲の人々に支えられながら立ち上がるミッキーを演じたマークは、ギャラを度外視したハードなトレーニングを積んで、リアルなボクシングシーンを劇中で披露し、その演技でゴールデン・グローブ賞で主演男優賞にノミネートされた。さらに共演したクリスチャン・ベイルとメリッサ・レオはアカデミー賞を受賞し、メガホンを取ったラッセル監督も監督賞にノミネート。作品自体も作品賞にノミネートされるなど、高い評価を集めた。
この度贈られた直筆メッセージの中で、マークは「すてきな日本の皆さま、いつも思い、祈っています。頑張って! 神のご加護を」とシンプルながら力強いメッセージをつづっている。また、ラッセル監督も「映画『ザ・ファイター』は、何度ダウンしたかではなく、何度立ち上がれるか、という映画です。日本はそのことをわたしたちに思い出させてくれます」と震災に打ちのめされた被災地の人々が、再び立ち上がることを心から願う思いを、作品になぞらえてコメントしている。
2人の真摯(しんし)な思いをつづったこのメッセージは今週末の23日より、一部上映劇場にて掲示される予定。(編集部・入倉功一)
映画『ザ・ファイター』は全国公開中