フランス女優マリー=フランス・ピジェさんが死去 自宅プールで発見 享年66歳 石原慎太郎参加のオムニバス作品に出演も
フランソワ・トリュフォー監督の映画『夜霧の恋人たち』や『うたかたの日々』に出演したフランス人女優のマリー=フランス・ピジェさんが、現地時間24日未明に亡くなった。享年66歳。仏ル・モンド紙によると、死体は自宅のプールに浮かんでいるところを家族に発見されたのだというが、死因は明らかにされていない。
マリー=フランスさんは、24日にフランス南部バール県の自宅にあるプールで死亡しているところを発見された。享年66歳だった。ル・モンド紙によると、犯罪に巻き込まれた様子もなく、暴力を振るわれた形跡もないという。現在のところ、死因は明らかになっていない。
1944年生まれのマリー=フランスさんは、1962年に石原慎太郎も参加したオムニバス映画『二十歳の恋』でトリュフォー監督に見初められ、その後『夜霧の恋人たち』『逃げ去る恋』などに出演。出演作品に脚本として参加することも多かった。映画『追憶のメロディ』ではフランスを代表する俳優のジャン=ポール・ベルモンドと共演。近年もテレビや映画を中心に活躍していた。(編集部・福田麗)