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東日本大震災ジョークでクビになったアフラックのアヒル声優 新声優が決定 声優を失った傷心のアヒル動画も公開

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ラジオ局の営業部長ダニエル・マクキーグさん
ラジオ局の営業部長ダニエル・マクキーグさん - 写真:AP/アフロ

 東日本大震災をジョークのネタにしたことで前任者が解雇となったアフラックのアヒル声優を、ミネソタ州に住む36歳の男性が新たに務めることが発表された。同社オフィシャルサイトには、声優を失ったアヒルが代わりを探してアメリカ中を旅する動画が掲載されるなど、社を挙げての歓迎ムードとなっている。

米アフラックオフィシャルサイト内動画ページ(英語)

 新たにアフラックのアヒル声優に選ばれたのは、アメリカ・ミネソタ州在住のダニエル・マクキーグさん。ラジオ局の営業部長を務める36歳の男性だ。ハリウッド・リポーターほか複数のメディアによると、オーディションにはインターネットからのものも含めて1万2,500人を超える応募があったといい、選ばれたダニエルさんは「わたしはずっと声優に尊敬の念を抱いていました」と今回、自分が世界一有名なアヒルの声になることが信じられない様子だ。すでにダニエルさんが参加したCMはオンエアされている。

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 今回の決定を受け、アフラック社はオフィシャルサイトに特別動画を掲載。内容は、声優を失ったアヒルが、新たな声優を求めてアメリカ中を旅して回るというもので、ダニエルさんのアヒルの鳴き声、そして短いコメントも収録されている。出演料は明かされていない。

 アフラックのアヒルの声は、長らくギルバート・ゴットフリードが務めていたものの、東日本大震災発生直後にそれをネタにしたジョークを飛ばし、即座に解雇された。その後ツイッターで謝罪したものの、再雇用とはならなかった。メディアの中には、アフラック社の収益の大部分が日本市場によっていることが判断に影響したと報じているものある。(編集部・福田麗)

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