『ザ・ファイター』でメリッサ・レオが演じたボクサーの母親アリス・ウォードさんが死去
今年のアカデミー賞にノミネートされた映画『ザ・ファイター』で、メリッサ・レオが演じたボクサーの母親アリス・ウォードさんが、心臓停止で亡くなったことがEonline.comによって明らかになった。
アリス・ウォードさんは、マーク・ウォールバーグが演じたミッキー・ウォードと、クリスチャン・ベイルが演じたディッキー・エクランドを含めた9人の子どもを育てた母親で、息子ミッキーをサポートしながらチャンピオンに育てた。その彼女が、火曜日に生命維持を外されてから、一日経過した27日(水曜日)にボストン・ホスピタルで亡くなった。
アリスさんは長い間病気を患っていて、今年の1月には集中治療室で心臓停止して、30分間も呼吸することができなくなり、その後は生命維持装置をつけられていたそうだ。
メリッサ・レオは、このアリス・ウォード役で今年のアカデミー賞助演女優賞を見事受賞している。アリスさんの葬式は、どこで行われるかはまだ決まっていない。彼女のご冥福をお祈りします。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)