原発事故の日本が怖い?ジャスティン・ビーバーのクルーが訪日を拒絶 ジャスティン本人は意欲満々
オーストラリアの南部アデレードでツアー中のジャスティン・ビーバーだが、そのクルーの大半が次のツアー開催地の一つである日本への渡航を拒絶していると、TMZ.comが伝えている。YouTubeから歌手活動を展開し、歌手アッシャーが後ろ盾をしてレコード会社と契約を結んだアメリカの人気歌手ジャスティン・ビーバー。彼のコンサートは5月17日に大阪で、そして5月19日には日本武道館で予定されている。すでに大阪のチケットは完売している状態。
映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』写真ギャラリー
ジャスティンのマネージャーであるスクーター・ブラウンとクルーは再三の話し合いを行っている。ブラウン氏は「ジャスティンにとって何が良いことかを考えてほしい」と訪日を訴えるも、クルー側は「アヴリル・ラヴィーンやスラッシュも来日を中止したじゃないか」と譲らないという。ちょうど「マルーン5」が5月12日から17日の間で大阪から東京を巡る、約2年ぶりの来日公演を予定しているため、その行方を見て最終的な判断を下すものとみられている。
当のジャスティンは、「チケットを購入してくれた日本のファンをがっかりさせたくない」と発言。彼を映した音楽ドキュメンタリー映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』でも、体調不良でライヴ中止を余儀なくされたさいに涙目で「中止はイヤだ」と訴える姿と重なる。ちなみに「日本政府が2都市(=大阪と東京)の安全を表明している」とも語っているようだ。なおTMZ.comでは「日本に行けるか?」のお題で読者投票を実施、20,852票中、62パーセントがNoという結果だ。
映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』は5月7日公開。さすがに、クルーに対して「Never say never!(できない、なんて言うな!)」とは、冗談でも言えない。(南 樹里)