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ジョニー・デップ、中田英寿さんと熱い握手!日本に向け「心からの敬意をこめて、皆さんを応援しています」メッセージ

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ジョニー・デップと中田英寿さん-5月4日、ロサンゼルスにて
ジョニー・デップと中田英寿さん-5月4日、ロサンゼルスにて

 4日(現地時間)、アメリカ、ロサンゼルスにて、海賊キャプテン・ジャック・スパロウをジョニー・デップが演じる人気シリーズ第4弾となるアクション・アドベンチャー大作映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』の日本向けの記者会見が行われ、同作の主演ジョニー・デップと世界で活躍する日本人としてサッカー元日本代表の中田英寿さんが出席した。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』場面写真

 会場には、東日本大震災で被災した日本のファンを励まそうと『パイレーツ・オブ・カリビアン』の製作スタッフが手作りした横断幕が掲げられており、そこに髪の毛を短くし、いっそう精悍な顔つきになったジャック・スパロウ役のジョニー・デップが登場。集まった日本のメディアに、「日本の皆さんとお会いできて、光栄です。皆さんのご家族やご友人のご無事をお祈りしています。日本は大変なときですが、われわれパイレーツスタッフもできる限りのことをして、日本の復興にお役に立てればと思います」とあいさつをし、「日本語で会見ができなくてごめんね」と緊張感漂う会場を和ませた。ジョニーがジャック・スパロウを演じるのは今回で4度目となるが、「新しいストーリーの中でジャックが新しい経験をし、今後どのようになっていくのかというところを一番考えたよ。フレッシュな印象を与えたいと思ったんだ」と演技派のジョニーらしい役づくりへの工夫を語った。

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 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』が2003年に公開されてから今年で8年目になる。撮影はその1年前からはじまっておりジョニーはその歳月を振り返り、「ジャック・スパロウというキャラクターは、僕の子どもと一緒に育ってきたようなものなんだ。僕の上の娘が3歳、下の息子が6か月のとき、第1作目を撮影したんだけど、今はもう12歳と9歳になったんだ。今回の新作の撮影中は、ハワイ、ロス、ロンドンと子どもたちがずっと一緒だったんだ。二人ともジャックが大好きだから、今後も続けていきたいと思っているよ」とファンにはうれしい次回作への意欲を明かした。

 またこの会見には、「世界を舞台に活躍する日本人」として今週土曜日にアメリカで行われるワールド・プレミアにも招待されているサッカー元日本代表の中田英寿さんが登場。ジョニーと熱い握手を交わし、「僕はこの映画の大ファンです。ジョニーさんには一度お会いしてみたいと思っていたので、今日は本当にうれしいです」と喜びを伝えた。

 そして、中田さんからの提案により、会場に掲げられた横断幕にジョニーから日本のファンへのメッセージ「心からの敬意をこめて、皆さんを応援しています」とサインが直筆で入れられ、中田さんも、「さらなる発展をとげる その日まで!!」と書き込んだ。

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 『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のプレミアはこの後アメリカ、ロシア、ロンドン、そして日本へと続く。会見の最後にジョニーから、「横断幕は、わたしたちとしばらく旅をして、海を渡ってロンドンやロシアへ行きます。そして、世界規模で日本を支援したいと思います。日本の皆さんは、すばらしい文化と強い心を持った人々だと思うので、復興できると信じています」とエールを送った。この横断幕は今後、たくさんの人々のメッセージを乗せて、今月17日、ジャパン・プレミア会場に届けられる。残念ながらジョニーの来日はないが、その強い思いは間違いなく日本人に届けられることだろう。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』は5月20日から全国公開、3D同時公開

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