初音ミク、米トヨタのCMに出演「新しいカローラと初音ミクに共通点」YouTubeは早くも60万アクセス
人気バーチャルアイドル・初音ミクが、アメリカのトヨタ・カローラのCMに出演していることが話題になっている。初音ミクがトヨタ・カローラを運転してライブ会場に向かうというコンセプトの同CMは、ファンが非公式に作ったものではなく、現在も米トヨタのオフィシャルサイトで公開されている公認のもの。日本が誇るトヨタと初音ミクのコラボレーションだ。
日本ではインターネットを中心に爆発的な人気を誇る初音ミクが、とうとう全米進出? 米トヨタは、5月3日、4日に初音ミクの出演したカローラのCMをYouTubeに掲載。初音ミクを起用した理由については、「新しいカローラと初音ミクには大きな共通点がある……小さな体に大きな夢を詰め込んでいることだ」とオフィシャルサイト上で説明されており、満を持しての全米デビューとなった。現在公開中のCMは48秒と16秒のものの二つがあるが、前者は早くも60万アクセスを記録している。(5月9日17時現在)
初音ミクは、同名の音声ソフトから誕生したキャラクターで、ボーカロイドとして圧倒的な人気を誇る存在。ソフトを利用した音源やイラストは、ネット上を中心に多くのユーザーにより公開されている。今回、米トヨタのトップページに掲載されている初音ミクのイラストは、オリジナルパッケージデザインとは大きく異なり、アメコミ風にアレンジされているものだったが、CM中に登場する初音ミクは、多くの人が親しんでいるデザインとなっており、ファンは一安心? CMには、「初音ミク」を用いたsupercellの楽曲「ワールドイズマイン」が流れており、まさに初音ミク一色となっている。(編集部・福田麗)