人気ゲーム「鉄拳」が今度はフルCGアニメーション&3D映画化!特報映像はファンも納得のクオリティー
アメリカで実写映画化されたことも記憶に新しい人気格闘ゲーム「鉄拳」が、今度はフルCGアニメーション映画『鉄拳 BLOOD VENGEANCE』となって、9月3日より3D劇場公開されることが明らかになった。すでに公開されている特報映像は、まさにゲームの世界観をそのまま再現したといっても過言ではないクオリティーで、今から公開が楽しみな出来となっている。
映画『鉄拳 BLOOD VENGEANCE』は、本日ドバイにて行われたバンダイナムコゲームス主催プライベートイベント「Step Up Dubai 2011」で発表。ゲーム「鉄拳」シリーズの世界観はそのままに、個性あふれるキャラクターたちが友情と恋に悩みながらも、戦う姿を描いたサスペンス・アクションだ。シリーズ初のフルCGアニメーションとなった本作の映像制作を手掛けたのは、ゲームのオープニングムービーを担当していることでも知られているデジタル・フロンティア。監督には同社の毛利陽一を迎え、脚本にはアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「交響詩篇エウレカセブン」の佐藤大を起用。日本を代表するトップクリエイターが本作のために集結した。
すでに公開されている特報映像は、デジタル・フロンティアが映像を手掛けたとあってさすがの出来。キャラクターの造形は限りなくリアルに、それでいながら実写では不可能に見える格闘アクションなど、まさにゲーム「鉄拳」そのまま。ストーリーの詳細についてはまだ明かされていない。
そして、注目したいのは本作が3D公開されるということ。「鉄拳」シリーズは、2Dが主流であった格闘ゲームの中でもいち早くキャラクターに立体的な動きを取り入れたことでも知られており、アニメーション映画の3D公開はまさにゲーム製作陣にとっての待望であるはず。本作は夏に北米でプレミア上映された後、9月3日は日本公開されることがすでに決定している。思わぬニュースだったものの、ファンにはうれしい驚きだ。(編集部・福田麗)
映画『鉄拳 BLOOD VENGEANCE』は9月3日より新宿バルト9ほか全国公開