『英国王のスピーチ』、興行収入16億円突破!2005年以降ではアカデミー賞作品賞受賞作品興行収入ナンバーワン!!
12日、第83回アカデミー賞で、作品賞ほか4部門を受賞した映画『英国王のスピーチ』が、興行収入16億円を突破したことがわかった。12日付けの興行収入は16億287万4,750円、動員132万9,834人。これは、第79回アカデミー賞作品賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ主演の映画『ディパーテッド』の最終興行収入15億6,000万円を超える快挙で、2005年以降のアカデミー賞作品賞受賞作品では、ナンバーワンの成績だ。
『英国王のスピーチ』は、秀逸に描かれた英国王の苦悩、英国王とスピーチ矯正の専門家の間に生まれた友情が、徐々に観客の心に迫る感動作。アカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファースほか、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポールと英国を代表する俳優陣が一堂に集結。コリン演じる英国王ジョージ6世の吃音(きつおん)症を矯正するオーストラリア人の専門家ライオネルに名優ジェフリー・ラッシュがふんしている。
第83回アカデミー賞受賞作は、ナタリー・ポートマンが主演女優賞を受賞した映画『ブラック・スワン』が、平日水曜日の公開であったにもかかわらず、初日だけで興行収入1億円を突破するなど大躍進を見せている。4月29日に行われたウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式で英国王室に関心が集まる中、『英国王のスピーチ』もさらなる興行収入アップを狙えるか? 注目だ。(編集部・島村幸恵)
映画『英国王のスピーチ』は全国公開中