ジョニー・デップ&ペネロペ、カンヌに登場!『パイレーツ』は観客が望む限り無限に続くと宣言!
第64回カンヌ国際映画祭
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』が現地時間14日、第64回カンヌ国際映画祭で招待上映され、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルスがレッドカーペットに登場すると、カンヌの街は熱狂の渦に包まれた。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』場面写真
現在、ワールドツアー中の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』御一行だが、紳士淑女が正装で鑑賞するカンヌでの上映はまた特別だ。会場周辺にはひと目2人を見ようとするファンや、なんとか招待券をゲットして会場に潜り込もうとする人たちでごった返し、カンヌは一日中大混雑。そしていよいよ18時30分の上映に合わせて2人がレッドカーペットに現れると、盛り上りは最高潮に達した。そんなファンの期待に応えるかのように“スペインの宝石”クルスは、シースルーか!? とドキリとさせるような悩殺ドレスを着用。一児のママとなっても世の男性の期待を裏切らない、現役セクシー番長ぶりをアピールした。
先に行われた会見でクルスは、撮影中は妊娠中で、アクションシーンの一部を激似の妹モ二カが代役を務めたことに触れ「彼女は撮影の最後の1週間にロンドンに来たの。妹はダンサーで、剣の扱いも上手いの」と妹の演技を賞賛。続いてロブ・マーシャル監督が「ほんとに最後の方だけモニカに手伝ってくれるように頼んで、(全身が写る)ワイドショットなどを撮影したんだ。だからシルエットが違っていたりするんだけど」とまさかの種明かしをして会場を沸かせた。
また、本作で4度目となるジャック・スパロウを演じたデップは、「あと何作ぐらいスパロウが見られるのか?」とシリーズ続行の可能性を問われ、「(プロデューサー)のジェリー・ブラッカイマーやロブ・マーシャル監督のようなクリエイティブな人たちや、(クルスら)名優に囲まれている限り、可能性は無限だと思う。でも、この映画は究極的に言えば、観客のために作られていて、彼らが稼いだお金で観にきてくれるわけだよね。だから、彼らが飽きたら潮時なんだ。僕らが必死で頑張るのは、観てくれる人のためだよ。みんなが望む限り、僕はやるよ」と、全世界のパイレーツ・ファンが歓喜するようなメッセージを送った。(取材・文:カンヌ・中山治美)
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』は5月20日公開。