3D版『タイタニック』が来年春に世界公開決定!タイタニック号の沈没から100年の節目の年
映画『アバター』で3D映画ブームを巻き起こしたジェームズ・キャメロン監督の映画『タイタニック』の3D版が、タイタニック号の沈没から100年となる2012年に公開されることが発表された。世界規模となる公開は、4月6日からを予定している。
レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット主演で洋上の悲恋を描いた映画『タイタニック』は、映画『アバター』に抜かれるまで、約11年、世界興行収入歴代1位を保持していたキャメロン監督の代表作。『アバター』公開前から3D化されることは明かされており、今回20世紀フォックスとライトストーム・エンターテインメントが共同で発表したところによると、2012年4月6日より公開されることが決定した。
Deadline.comによると、新たな『タイタニック』の誕生についてキャメロン監督は、「今回の作品は3Dとなっているだけでなく、デジタルリマスタリングもしている。これまでに観たことのある『タイタニック』とはまったく違ったものになっているよ」と断言。『アバター』とは異なり、恋愛が物語の中心に据えられている本作だが、「3Dになったことで、感情表現もより豊かになっている。ファンも、初めて観る人も驚くに違いないだろうね」とキャメロン監督は本作における3Dの効果を明かしている。
1997年の公開当時、20世紀フォックスと共に共同提供したパラマウント映画も、くしくも2012年に前身となった映画会社の設立から100周年を迎える。その節目となる年に、改めて20世紀を代表する本作が公開されることについては同社CEOブラッド・グレイ氏も喜びのコメントを寄せている。世界中を熱狂させた『タイタニック』の衝撃から、早13年以上。3Dで描かれる『タイタニック』がどのようになっているのか、今から気になって仕方がない。(編集部・福田麗)