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歌舞伎座さよなら公演の名舞台を映画館で!片岡仁左衛門の当たり役「女殺油地獄」

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歌舞伎の名シーンを映画館で!
歌舞伎の名シーンを映画館で! - (C) 松竹株式会社

 歌舞伎座さよなら公演の一環として、2009年6月に上演された片岡仁左衛門主演の歌舞伎「女殺油地獄」(おんなごろしあぶらのじごく)が、シネマ歌舞伎として映画館で上映されることが決定した。「女殺油地獄」の河内屋与兵衛は、片岡の当たり役。今回シネマ歌舞伎として登場するのは、子・孝太郎、孫・千之助の親子三代共演でも話題を呼んだ歌舞伎座さよなら公演の名舞台だ。

 「女殺油地獄」は、芸妓に入れあげ家も勘当された油屋河内屋の息子・与兵衛が、手助けをした同業の豊嶋屋七左衛門の女房・お吉を、衝動的に殺害してしまうという物語で、若者の孤独と狂気が描かれた作品。この与兵衛のお吉殺害場面での油まみれになりながらの立ち廻りが、作品の大きな見せ場になっている。1709年に近松門左衛門が世話浄瑠璃として書き下ろし、1909年に二代目實川延若が歌舞伎として初演した本作。1964年から河内屋与兵衛を演じ続けている片岡の名演が彩った旧歌舞伎座の最後の姿が、映画館にてよみがえることになった。(編集部・島村幸恵)

シネマ歌舞伎 女殺油地獄』は6月18日より東劇にて先行公開の後、6月25日より全国公開

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