出演作がパルムドール受賞のブラピ、アンジーと『カンフー・パンダ2』プレミアに出席 ジャック・ブラックは日本語版声優・山口達也にエール!
現地時間5月22日に、ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリーが声優を務める映画『カンフー・パンダ2』のロサンゼルスプレミアが行われ、主演映画『ツリー・オブ・ライフ』がカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したブラッド・ピットも、アンジーと共に出席した。集まった1,000人を超えるファンには豪華キャスト陣も大興奮。まもなく全米公開される本作のプレミアを盛り上げた。
本作では「家族のきずな」がテーマになっているということで、この日のレッドカーペットには、声優を務めたスターだけでなく、その家族も出席。とりわけ、アンジーがブラピと連れ立って登場するやいなや、会場は大盛り上がり。ブラピは自身が主役のイベントではなかったにもかかわらず、快く記念撮影やサインのリクエストにも応じ、本イベントに華を添えた。くしくも本イベントはカンヌ映画祭のコンペティション部門の結果発表直前に行われ、終了後にブラピの主演映画『ツリー・オブ・ライフ』がパルムドールを受賞したことが発表された。
また主人公ポーの声優を務めたジャックは、会場の雰囲気に乗せられたのか、大興奮。まさに映画の役柄そのままの勢いで、本作のテーマについて「自分自身に正直でいること。そして、今を大切にすること。過去や未来にとらわれずに、今を大切にすることが、心の平和を得るための秘けつだよ」とまくし立てると、日本語吹き替え版でポーの声優を務めるTOKIOの山口達也には「イエス! ぼくの仲間だ!(彼が映画のPRを頑張ってくれるように)願っているよ」と以前に顔を合わせた際の思い出話を交えながら、エールを送った。
この日のレッドカーペットには、ジャック、アンジーのほか、シーフー老師役のダスティン・ホフマン、マスター・ヘビ役のルーシー・リュー、マスター・ワニ役のジャン=クロード・ヴァン・ダムほか、ジェニファー・ユー監督なども登場。シリーズ2作目ということもあり、レギュラー出演陣は終始リラックスしている様子で、見どころを問われたダスティンが「僕が出ているところすべてだよ(笑)」とジョークを飛ばす一幕も。ヴァン・ダムが娘と息子と共に登場し、「(息子と娘をさして)彼らは東京が大好きなんだ。なぜなら僕と一緒に日本へ行ったからだよ」と一家そろっての日本好きを披露する場面も見られた。
本作は、古代中国を舞台にしたアニメーション・シリーズ第2弾。前作の激しいアクションシーンやジェットコースターに乗っているかのようなスピード感がさらに進化した本作のキーとなるのは、主人公ポーの出生の秘密。相変わらず食いしん坊で子どものようでありながら、カンフーの腕を磨いた主人公ポーが、<マスター・ファイブ>の面々と共に、中国制覇をたくらむ孔雀のシェン大老に立ち向かうさまを描いている。(編集部・福田麗)