ぐっさん『カーズ』に再び! 5年ぶりにおんぼろレッカー車・メーターを熱演し「ファンとしてもうれしい」
タレントのぐっさんこと山口智充が25日、映画『カーズ2』の日本語吹き替え版ボイスキャストとして主人公の相棒・メーター役を務めることが発表され、港区のウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパンでアフレコ収録現場を公開。前作に続いて5年ぶりにメーターを演じ「ファンとしてもうれしい」と喜びを語った。
本作は天才レーサー・マックィーンとおんぼろレッカー車・メーターのコンビが世界を舞台に繰り広げる冒険と、彼らの友情を描いた、ディズニー/ピクサー製作のアドベンチャー・アニメ。アフレコ収録では、最初こそ緊張した面持ちでマイクに向かっていた山口だったが、持ち前の明るさ生かしてメーターを熱演し、NGなしで15分ほどのアフレコを終了。最後にはノリノリとなって、余裕の表情も浮かべていた。
アフレコ終了後、開口一番「またメーターの吹き替えをできてほっとしています」と胸をなでおろした山口。前作『カーズ』から約5年ぶりにメーターを演じるのは、思っていたよりも難しかったといい、「以前自分が出していた(メーターの)声のモノマネをすればいいと思っていたけれど、最初に監督からは声が高過ぎるとダメ出しされました」とのエピソードも。さらに、アフレコ中は前歯が出ているメーターにちなみ、自身も前歯を出したまま演じたそうで「いろんなセリフをしゃべっているんですけど、監督にちょっと聞き取りにくいって言われて。歯を出しているんだからしゃーないなと思いつつカツゼツをよくしています」と笑いを取りながら、すっかりメーターになりきって演じていたことを明かした。
また、自分の演じたキャラクターにすっかり愛着がわいている様子の山口は「真っすぐで、素朴。1日1日、目の前のことを楽しんでいるね」とメーターの性格をベタ褒め。自身との共通点も多いと言い「目の前のことにワクワクしている点は似ていますね」とご機嫌だった。
同作はキャラクター化された車たちが活躍する世界を描いて大ヒットした、ディズニー/ピクサー製作の『カーズ』の続編。最強のレーサーを決める世界グランプリを舞台に、「トーキョー」をはじめ世界に初めて飛び出したマックィーンとメーターのコンビが、互いの友情のピンチや、巨大な陰謀に立ち向かう姿を描く。(取材・文:中村好伸)
映画『カーズ2』は7月30日より全国公開