法廷ゲーム「逆転裁判」三池崇史×成宮寛貴で実写映画化!弁護士役初挑戦の成宮が、これまでにないスピーディーな法廷劇を展開!
シリーズ累計410万本を売り上げている大人気ゲーム「逆転裁判」が、三池崇史監督のメガホン、成宮寛貴の主演で実写映画化されることが決定した。成宮が主人公の新人弁護士・成歩堂龍一(なるほどう りゅういち)にふんし、燃える正義感と依頼人を信じ抜くまっすぐな心を武器に、テレビドラマ「最上の命医」で主演を務めた斎藤工演じる最大のライバルである天才若手検事・御剣怜侍(みつるぎ れいじ)と法廷で激しいバトルを繰り広げるという。
2001年のゲームボーイアドバンス版発売以来、ニンテンドーDS版、PC版、Wii版などでシリーズ化されてきた法廷バトルアドベンチャーゲーム「逆転裁判」。その人気はとどまるところを知らず、コミックス化、宝塚歌劇団での舞台化などさまざまなメディアにも展開されてきた。今回ついに実写映画化となった本作で監督を務めるのは、世界的評価も高い鬼才・三池崇史監督で、主演の成宮は、三池監督のメガホンに「三池監督は黙っていると怖い、という印象でした」と身の引き締まる思いだった様子。しかし、実際にタッグを組んでみると、三池監督が“子どもみたいなやんちゃな部分”を持っていることがわかり、次は何が出てくるのかとワクワクしながらの撮影となっているそうだ。
5月10日にクランクインした本作は、6月下旬にクランクアップ予定。東映京都撮影所に巨大法廷を建て、CG、VFXをふんだんに使用し、三池監督ならではのこれまでにない法廷劇を目指すという。弁護士役初挑戦だという成宮は「専門用語が多くて苦労しています」と明かしたが、朝は鳥と共に起き出して早くから撮影を頑張っているそう。それだけ役柄に入り込んでいるだけあって、「僕ら出演者がゲームのまんまのキャラクターになっているので、ぜひ楽しみにしていてください!」と作品への自信を見せている。
本作の舞台は、増加し続ける凶悪犯罪に対応して、弁護士と検事が公開法廷において直接対決をし、3日以内に被告人の有罪か無罪かだけを決定する「序審法廷」という新たな法廷システムが採用されたパラレルワールド上の日本。映画『クローズZERO』シリーズで激しい不良たちの攻防を、映画『十三人の刺客』で江戸時代に生きた侍たちの一世一代の壮絶な戦いを描いた三池監督が挑む法廷でのスピーディーな頭脳戦には期待が持てそう。成宮演じる成歩堂のライバルである検事を演じる斎藤は「最高に魅力的な役なので全身全霊でしっかり“存在”したいと思います」、成歩堂を助ける霊媒師・綾里真宵(あやさと まよい)を演じる桐谷美玲は「真宵に決まったと聞いてすごくうれしかったです。 霊媒師という特殊なキャラクターですが、性格は天真爛漫(てんしんらんまん)な女の子なので、助手として一生懸命、ナルホドくんをサポートしていきたいです。原作も意識しつつ、わたし流の真宵を皆さんに見ていただければと思います」とそれぞれコメントを寄せている。(編集部・島村幸恵)
映画『逆転裁判』は2012年新春全国公開