佐藤隆太、野球への熱い愛を語る! 『ROOKIES』の撮影現場にも持って行っていたグローブは「僕にとって相棒」

　映画『ROOKIES -卒業-』の佐藤隆太が30日、COACH丸の内店にて行われた東日本大震災復興支援チャリティーイベント「COACH Men’s Baseball Charity Event」に出席し、元ヤクルトスワローズ監督の古田敦也と熱い野球トークを交わした。

　同イベントでは、野球をモチーフにした3点のチャリティー商品（グローブ・ボール・バッグ）を発表。小学校から高校まで野球をしていたという佐藤は、チャリティー商品のグローブを見ながら「自分の好みの形にするためにボールで型をつけたり、縄で縛って磨いたりしました。そうするとどんどん愛着がわくので、（グローブは）相棒ですね」と思い入れたっぷりにコメント。「ROOKIES ルーキーズ」の撮影にも愛用していたグローブを持参していたらしく、「高校のころからずっと使っていたグローブを持って、メンバーとキャッチボールとかしていましたよ」と振り返った。

　また、「ROOKIES ルーキーズ」シリーズで佐藤が演じた川藤のモデルは、元プロ野球選手の川藤幸三。古田は「川藤というのは、球界の中でも渋い存在。阪神ファンならわかりますけど。渋いところを狙いますね」と原作の目の付けどころには感嘆。佐藤は同作の大ヒットによって川藤選手の名前が子どもたちに浸透していることがうれしいといい、「川藤を演じて貢献できたのであれば嬉しいです。（当時を知らない）お子さんが『川藤先生』とか言うのを聞くとやっぱり野球を続けてきた僕としてはね」と目を細めていた。

　チャリティー特別限定商品3アイテムは、限定ストアならびにコーチオンラインストアにて販売。米国メジャーリーグベースボール（MLB）選手と日本プロ野球選手の直筆サイン入りベースボール形革製ペーパーウェイトは6月10日より「Yahoo！オークション」にて出品。売り上げと落札金額は全額が東日本大震災復興支援金として寄付される。（取材・文：中村好伸）