実写版映画『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』デヴィッド・O・ラッセル監督が降板!
映画『ザ・ファイター』や『スリー・キングス』などで名をはせたデヴィッド・O・ラッセル監督が、プレイステーション3(PS3)の人気ビデオゲーム「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」の映画化『アンチャーテッド:ドレイクズ・フォーチュン(原題) / Uncharted : Drake's Fortune』の監督を降板することがMTV.comによって明らかになった。
同作は2007年に発売され、ゲーム産業を席巻した注目のビデオゲームの映画化で、すでに主役ネイサン・ドレークに『ザ・ファイター』でデヴィッド監督とタッグを組んでいたマーク・ウォールバーグが決定し、そのネイサンの父親役にロバート・デ・ニーロ、叔父役にジョー・ペシの名前が候補に挙がっていた。
だが今回、デヴィッド監督は制作上での意見の食い違いからメガホンを取ることをを諦めたようだ。そのためデヴィッドが降板したことで、これまで何度もデヴィッド監督とともに仕事をしてきたマークも出演を断念する可能性があるとうわさされているが、今のところ出演を降りていないようだ。
それに伴って制作/配給会社ソニーピクチャーズは、同作を執筆していた映画『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』のトーマス・ディーン・ドネリーとジョシュア・オッペンハイマーの脚本を、新たに脚本家を雇って改稿する予定でいるようだ。
この人気ビデオゲームが映画界で成功を収めるか分からないが、インディ・ジョーンズのような冒険活劇が観られるのではないかと期待が集まっていることは確かだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)