LUNA SEAメンバーが勢ぞろい!!ワールドツアー3D映画試写会で、東日本大震災復興支援チャリティーライブ開催を発表!!
29日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、昨年活動を再開したロックバンドLUNA SEAのワールドツアーの模様を完全3D化したデジタルシネマコンサート映画『Livespire 「LUNA SEA 3D in LOS ANGELES」』の試写会が行われ、メンバーのRYUICHI、SUGIZO、INORAN、J、真矢が勢ぞろい。映画館での上映となる自分たちのライブ・パフォーマンス映像や、復興支援チャリティーライブ開催について語った。
映画『Livespire 「LUNA SEA 3D in LOS ANGELES」』写真ギャラリー
2000年12月、東京ドームでのライブを最後に「終幕」を宣言し活動を休止したLUNA SEA。その後も、2007年に一夜限りの復活ライブ、2008年にはHIDE(X JAPAN)の追悼イベントでメンバー全員が集合し演奏するなど活動再開を期待させる雰囲気を匂わせる。そして2010年11月「LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to the New Moon-」と題したワールドツアーで活動を再開した。
今回の映像は12月に行われたロサンゼルス、ハリウッド・パラディアムでのライブを、世界最高水準の技術を誇る3D映像会社3ality Digital社によって完全再現。その時のライブについて「ツアーができること自体が感謝。会場に来てくれる人がいなければできませんからね」とINORANが感慨深げに語ると、真矢も「行ったことがない場所に、待ってくれている人がいるっていうのは不思議だしうれしいこと」と追随する。
また、映像は3000人程度の小規模なライブハウスでのものだったが「20代前半のハングリー精神や、ロックバンドの持つ攻撃性など、バンドの本来持つ本能的な部分が出て、やっぱりLUNA SEAってすごいなって思いました」とSUGIZO。RYUICHIや真矢も「映像がすごい迫力で、客席から自分たちのライブを見ているようで楽しかった」と3D映像の魅力を表現。長年LUNA SEAを撮り続けている大坪監督も「今までのライブと違った感覚を楽しめると思いますよ」と出来に太鼓判を押した。
久しぶりの演奏にも「長い間一緒にやっていなかったのに、一瞬でグルーヴできた」とJが語ると、SUGIZOやRYUICHIも「奇跡的なことだよね」と同調していた。
舞台あいさつの最後には、RYUICHIから東日本大震災復興チャリティーライブが10月22日にさいたまスーパーアリーナで開催されることが発表されると、場内からは悲鳴に近い歓声が巻き起こり、多くの人がLUNA SEAの完全復活を期待していることが伝わった。
本作は、ソニーが舞台芸術やスポーツイベント、音楽などを映画館に向けて製作・配給を行うLivespireプロジェクトの一環として3Dデジタル化。映画館ならではの画面サイズと大音響で迫力のライブシーンが楽しめる。(磯部正和)
映画『Livespire 「LUNA SEA 3D in LOS ANGELES」』は6月4日より全国順次公開