芸能界最強のアラフォートリオ!?松居直美、磯野貴理、森尾由美が語る人生観!
18年以上続く人気バラエティー番組シリーズ初の映画『はやく起きた朝は…オンステージTHE MOVIE』の公開が迫る中、同作に出演している松居直美、磯野貴理、森尾由美が同作の見どころやそれぞれの人生観を語った。
映画『はやく起きた朝は…オンステージ THE MOVIE』場面写真
本作は、松居直美、磯野貴理、森尾由美の3人がトークを展開するバラエティー番組「はやく起きた朝は…」から派生し、今年15回目を迎えた舞台「はやく起きた朝は…オンステージ」の映画版。今年2月に上演された「はやく起きた朝は…オンステージ2011」の模様を中心に、舞台裏の模様やオンステージ過去15回の名場面など、舞台上では見られなかったオリジナル映像も加え、同シリーズの魅力を凝縮した作品だ。
初の映画化にあたって磯野は「舞台が映画のスクリーンに映るって想像がつかない」と楽しみ半分、緊張半分な様子。それでも撮影中は「(カメラではなく)目の前のお客さんだけを考えて真剣に演じていました」と映画化を念頭に置かなかったと明かし、森尾も「映画で初めて見る方には、毎年舞台でこんなことをやっているって、興味をもっていただいたらうれしいです」と舞台の楽しさがスクリーンを通して伝わることを期待しているようだった。
時間帯やタイトルを変えながらも長年続いている同テレビシリーズの魅力は、何といっても松居・磯野・森尾の3人のトークの面白さ。40代になりながらもますます魅力を増しているアラフォートリオだが、磯野が「みんないろいろと変わって、わたしは結婚したり離婚したりしましたね」としみじみすれば、松居も「わたしも結婚して、子どもを生んで離婚しました」と語るように番組がスタートしてからはそれぞれにさまざまな変化があった。だが、それらの出来事をポジティブにとらえることができるのが、この3人のすごいところ。磯野は「自分の環境が変わると物事の見方や考え方も変わってくるんです」と変化を楽しんでいる様子だった。
番組を見ているだけでも仲の良さが伝わってくる3人だが、それぞれの仕事に対する態度はかなり違う。シングルマザーの松居が「子どもを育てるために頑張っています」と打ち明ければ、3人の中で唯一現在も結婚している森尾は「家事だけだとネガティブになるんですけど、仕事をすることで気持ちの切り替えができるんです」、磯野は「仕事が楽しくてしょうがないの」とそれぞれの仕事観を披露。3人のキャラクターや考え方が違っていることこそが、番組の大きな魅力になっていることをうかがわせた。(取材・文:中村好伸)
映画『はやく起きた朝は…オンステージTHE MOVIE』は6月18日より順次公開